今年の振り返りを兼ねて、日本の現状を確認してみましょう。
厚生労働省白書といえば、統計や数字などが多く、必要なところ以外はあまり読む気になりませんが、実は付録があります。それは「100人でみた日本」。
こちらは比較的理解しやすいので、関連ある数字をいくつか拾ってみました。 日本の将来、いろいろ考えてしまいますね。
*印は松本のコメントや追加です。
◆100人で見た日本
1.性別:男性が48.7人、女性が51.3人
2.年齢:15歳未満が13.1人、65歳以上23.2人
*75歳以上も表示してもらいたい
(自分で計算できないことはありませんが)。
3.仕事についている人:46.8人
(雇われている人:41.0人、自営は4.2人)
4.失業者:2.2人
5.老齢年金受給者:21.9人
*65歳以上は23.2人なので、差し引き1.3人が年金を
受給できていない!
6.生活習慣病の患者:11.5人
7.病気やけがなどで通院している:37.0人
8.介護サービスを受けている人:3.4人
*思ったより少ない。家族が背負っている?
9.生涯でがんになる人:男性26.8人、女性21.5人
10.悩みやストレスを感じている人:46.5人
「100人でみた日本」の詳しい内容は
→ http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12-3/dl/01.pdf
◆日本の1日
このほかに「日本の1日」というのもあります。そこには、こんな数字もありました。
1.1日に生まれる赤ん坊:2,879人
2.1日に亡くなる人:3,434人
*以下は、年間です。
3.国民全体の医療費:986億5,000万円
(一人当たり:773.7万円)
*すごい数字!
4.一人当たりが負担している医療費:79.6万円
5.一人当たり薬の金額:27.9万円
*医療費が大問題です。健康維持は国民の義務?
「日本の1日」は詳細はこちら
→ http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12-3/dl/02.pdf
難しくても、本文を読みたい方はこちら
→ http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/17/dl/all.pdf
◆バックナンバーはこちら。 |