9月20日の日経新聞夕刊に「働く高齢者、経験が裏打ち 老々接客 同世代が支持」の記事が掲載されました。
実はこの記事、松本のコラムがもとになって生まれたもの。記事にも、松本のコメントが掲載されています。
松本は、名刺交換した方や交流のある方々に、毎月1回「おとなの時代」というメールマガジンをお送りしています。その7月号の巻頭で、「おじいちゃんマネキンが売る!」というコラムを紹介しました。 *メルマガの購読はこちらで。
おじいちゃんマネキンが売る!
http://www.arias.co.jp/mailmaga/number93.html
このコラムを読んでくださった日経の記者さんが関心を示してくださり、「老々接客」という言葉を考案。私がいつも買い物をして、あのおじさんと遭遇した小田急OX狛江店に足を運び、実際に、おじさんマネキンさんを取材。さらに、各方面への取材を経て、記事にしてくださったのです。さすが記者さん!
ちなみに、くだんのおじさん。今でも、小田急OX狛江店で時々見かけます。でも、日経に紹介したのは私ですとは声をかけにくく、そっと遠くから、「頑張ってね」と見守っております。
人手不足もあって、高齢の働くマネキンさんは増えているとか。生き生きと働くその姿からは、単なる報酬のための労働ではない、生きがいのようなものも感じます。
また、買い物をする人の多くも同年代。年齢の近い人たちだからこそ通じ合うものがあるのでしょう。
シニア消費に関心がある企業なら、こうした現場での変化に気づいてほしいと思います。売り手も買い手も大人世代。であるなら、それに対応した売り方が必要です。
そして、シニア世代を人出不足解消策として利用するだけでなく、、売り場の環境設定や商品の企画などにも参加してもらって、商品の企画・開発へと活用を広げていく工夫はできないものでしょうか。
「私たちにあう商品がない、ほしい商品がない」と思っているシニア世代は多いのです。若い人の想像力だけでは、限界があります。高齢者の中から、やる気とセンスのある人を見つけて、大いに活用してほしいと思います。
詳しい内容は記事をご覧ください。(*クリックで拡大して読めます )
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