シニアライフアドバイザーの松本すみ子です。
東京オリンピック、いろいろともめていますね。
先日、ある人からメールがこんなメールが届きました。
「来年80歳になる私にも、まだ夢があります。
4年後のオリンピック・パラリンピックで、外国人観光客の皆さんへ、
日本の伝統文化『囲碁』を教えたいのです。お土産にお持ち帰り
いただきたい。これを実現するために、私は、今年から英会話の勉強に
入りました。男性の平均寿命80歳と言うのに!
その頃生きているのでしょうか?(妻に話したら、笑われました)」
2020年を今後の目標や節目、区切りとして捉えている人は多いのです。
シニア世代にとっても同じ。むしろ、先の人生が短いだけにより真剣かも。
超高齢社会・日本の精神状態を上向きに持っていくための絶好の機会
であるオリンピックとパラリンピック。
東京都、IOC、JOC、政府の皆さんで話し合うそうですが、そんな
役割や意味も理解して進めてほしいものだと思います。
〜〜〔目次〕 アリア「おとなの時代」 http://www.arias.co.jp/ 〜〜
【今月の視点】 おひとり様も最期を自宅で
【最新の活動ニュース】
・TV出演が重なった10月。テレ朝とTBSに出演してコメント
・地方創生とシニア:映画好きな市民が作り上げた「深谷シネマ」
・アクティブシニアレポート:記憶をたどり、昭和の風景を描き続ける」
・地方創生とシニア:「ありがとう」がもらえる仕事「介護タクシー」
・活動しながら思うこと:増えてます!「勝手に夫婦別姓」
・サントリーのサプリメントCMに出演しました
【編集後記】 月の土地は誰のもの?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜今月の視点〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【今月の視点】 おひとり様も最期を自宅で
すみだリバーサイドホールで開催された「ひとり暮らしでも、最期まで
安心して家で過ごすには」という講演を聞いてきました。
国は在宅介護や在宅での終末期医療を進めていますが、どうやって、それを
実現するのだろうと、常々、疑問に思っていたからです。
ただ、現実問題として、団塊など人口の多い世代は、病院や施設に入所する
ことは、今後ますます困難になります。最期を自宅でというのは必然です。
さらに、ひとり暮らしは、誰にとっても無縁ではありません。
配偶者や兄弟姉妹などの同居者がいたのに、最後まで残ったのは自分だった、
あるいは、独立した子供の世話は受けにくいという状況がやってこないとは
限りません。
人生は思うようにはいかないのです。「最期まで安心して自宅で過ごす」
方法を知っていても損はありません。
この日の講師は、“おひとりさま”といえば・の社会学者・上野千鶴子さん。
もう一人は在宅ホスピス医の川越厚さん。NHKの「プロフェッショナル
仕事の流儀」で紹介された先生です。
講演をきいて、私なりに理解した結論は・・・
続きはこちらで → http://www.arias.co.jp/seniorlife/0020.html
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜最新の活動ニュース〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆TV出演が重なった10月。テレ朝とTBSに出演してコメント
日経新聞に掲載された「老々接客」に、なぜかTVの報道番組が反応。
10月はテレビ朝日の「スーパーJチャンネル」、TBSの「あさチャン」に
連続してVTR出演しました。
どちらにも、実際に接客業で働く70〜80代の方々が登場。
もちろんフルタイムではありません。自分のペースで、不足する生活資金と
小遣いを手に入れる手段だということ。そういうシニアの消費が、案外、
日本の経済を支えているのかもしれません。
インバウンドもいいけど、シニア世代が買いやすい、消費しやすい環境や
商品・サービスにも力を入れてほしいと思います。
TBSの放送内容はこちらで。テレ朝や日経の記事も見られます
→ http://www.arias.co.jp/news/2016/029.html
◆地方創生とシニア:映画好きな市民が作り上げた「深谷シネマ」
若い時に映画にかかわり、映画が好きという思いから、映画館を創るという
夢を実現させた男性がいます。竹石研二さんは、リタイア後に暮らす街に、
映画館のひとつもないのは寂しいと、商店街にある衣料品店の2階を借りて、
映画上映会をスタートさせました。
しかし、本格的な映画館を作るには、資金が不足。そこで市民や企業から
基金を募ることを思いつきます。そして、ついに酒蔵を改造した本格的な
映画館「深谷シネマ」を誕生させたのです。
12月には今村昌平特集も開催するそうですよ。
→ http://www.arias.co.jp/news/2016/030.html
◆アクティブシニアレポート:記憶をたどり、昭和の風景を描き続ける」
東日本大震災が起きた時、新見睦さんは、自身の記憶の底に眠っていた
太平洋戦争での空襲による恐怖や荒廃した街を思い出したといいます。
そして、無性に、昭和の出来事や思いを残しておきたいと思うように
なりました。新見さんにとっての手段は絵にすること。
今や、描いた昭和の絵は300点以上になり、展示会も開催しています。
どんな絵なんでしょうか。
→ http://www.arias.co.jp/news/2016/031.html
◆地方創生とシニア:「ありがとう」がもらえる仕事「介護タクシー」
リタイア後は社会の役に立つこともしたいけど、まだまだお金も必要。
そして、できれば自分の好きなことで活動したい。そう思う人は多いはず。
荒木正人さんにとって、それらをすべてかなえた活動が「介護タクシー」
でした。しかし、世の中、そう都合よくはいきません。
様々なトラブルを経験します。
苦労しながらも、介護タクシーを続ける理由はなんでしょう。
→ http://www.arias.co.jp/news/2016/027.html
◆活動しながら思うこと:増えてます!「勝手に夫婦別姓」
「夫婦別姓はまかりならぬ」というお達しが出たようですが、実際には
かなりの人たちが(特に女性は)旧姓などを名乗っているようです。
保守的だと思われているシニア世代も例外ではありません。
私の周りにも、旧姓を利用しているのではないかと思える人が何人かいます。
おおっぴらに夫婦別姓を叫ばなくても、名前は使い分けることが可能。
ペンネームなどでは本名以外の名前を名乗ることは普通ですよね。
その感覚です。
私はこれを「勝手に夫婦別姓」と呼んでいます。
いくら禁止しても、いずれ現実は規制や法律を超えるでしょう。
時が解決するのは早いとみています。
◆サントリーのサプリメントPRに出演しました
サントリーのサプリメントのPR番組「知って得する!団塊世代の健康対策」に
出演しました。といっても、やはり数10秒。
内容は、峰竜太さん、松岡きっこさん、榊原るみさんが団塊世代の健康に
関して話し合うというもの。私は、団塊世代のライフスタイルに関する専門家
として、団塊世代の食生活の特徴と注意すべき点についてお話をしました。
往年のアイドルのお二人、懐かしいキャスティングでした。
→ http://www.arias.co.jp/news/2016/028.html
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜編集後記〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆月の土地は誰のもの?
とうとう中国が宇宙に本格進出を始めました。
アメリカもロシアも資金不足。今後は中国が宇宙まで席巻するのでしょうか。
ということで思い出したのが、「月の土地」販売。
卓球の福原愛ちゃんが、新婚のご主人にプレゼントしたそうです。
実は、私もこのサービスを利用して、月の一角に土地を持っております。
ちゃんと権利書もあります。友人にプレゼントしたこともあります。
どんなものかというと・・・
「月は誰のもの?」という疑問を持ったアメリカの男性が調べたところ、
宇宙に関する唯一の法律・宇宙条約には、国家の所有は禁止しているものの、
個人の所有には言及していないことが判明。サンフランシスコの行政機関に
所有権の申し立てを行ったところ、正式に受理されたとか。
さらに、国連、アメリカ合衆国政府、旧ソビエト連邦にも権利宣言書を提出。
異議申し立てが無かったので、月の土地を販売し、権利書を発行するという
「地球圏外の不動産業」を開始したのです。
本当のところ、本気にはなっていませんが、「夢を買う、夢をプレゼントする」
という意味では、喜ばれること間違いなしです。万一、現実になったら、
こんな嬉しいことはないし。まあ、「いつのこと?」って感じですが。
夢を1区画いかがでしょう。案外、安いです。
→ http://www.lunarembassy.jp/
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発行日:2015月11月01日
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