アリアの松本すみ子です。
先月、確定申告後の還付金で岩手復興支援ツアーに行こうかな...
と書きましたが、実現しました!
1泊2日の短い旅。でも、震災者さんの話を聞き、開通したばかりの
三陸鉄道北リアス線に乗車し、被災の跡もまだ生々しい海辺の街並みを
目の当たりにして、考えるところ多々でした。
しかし、不思議なことに自然の形状はほとんど変わっていないのです。
心配していた浄土ヶ浜や北山崎の景勝地は津波の前後で違いは見えません
でした。自然にとっては、津波も織り込み済みなのでしょう。
それに比べたら、人間のやることは小さくて脆いものなんだな、と
つくづく感じました。
でも、人間は人間なりに強い。田野畑の被災者さんは淡々とこれからの
復興への思いを語ってくれました。三陸鉄道は何事もなかったように
走り始めました。やはり浸水したという宮古の食堂では美味しい海鮮丼を
ふるまってくれました。青森・八戸の魚菜市場には食品があふれていました。
まだまだ大変でしょうけど、頑張ってほしい。
そんな旅の記録を残してみました。忘れないうちに、忘れないように。
→ http://www.arias.co.jp/arisa/2012/001.html
次は、開通後の南リアス線に乗って、気仙沼や石巻など宮城の北の
方まで足を延ばしてみたいと思います。そして、もちろん福島にも。
〜〜〔目次〕 アリア「おとなの時代」 http://www.arias.co.jp/ 〜〜
【今月の視点】 老い風、追い風?
【アリアの最新ニュース】
・公明新聞で「円満ご近所付き合い」の連載がスタート
・宣伝会議「新感覚シニア『団塊世代』求める商品」に寄稿
・アントレ「少子高齢化時代の成長ビジネス」でアドバイス
・松本すみ子の@シニア最新号は「“今日行くところ”を探しています」
【編集後記】 歴史好きには「東洋文庫」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜今月の視点〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆老い風、追い風?
シニア市場の動きが加速しています。最近、ちょっと目についた関連
サービスを挙げてみます。
*リボーン倶楽部:シニア向け総合コミュニティ施設
→ http://www.reborn-club.jp/
*職蔵com:定年退職者のための仕事紹介サイト
→ http://shokuzo.com/
*NTT、マミオンなど:電話によるシニア向けお話・相談サービス
*アクロス:一般住宅を利用した小規模デイサービスのフランチャイズ
→ http://www.kiraku-ac.com/
また、イオンは4月に高齢化の進展に対応した商品やサービスを集めた
「グランド・ジェネレーションズ・コレクション」という展示会を
東京国際フォーラムで開催しました。私は残念ながら、出張中のため
見ることができませんでしたが。
そして、シニア関連商品の記事がほとんど毎日目につくようになりました。
日経はこうした傾向を「老い風」と表現しています。シニアシフトが
本格的になってきたということですね。
シニアサロンは2007年頃も、大手も含めて、いくつか生まれましたが、
今ではほとんど消滅。今度はどうでしょうか。
なかなか面白くなってきました。そのうち取材したいと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜最新ニュース〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆公明新聞で「円満ご近所付き合い」の連載がスタート
公明新聞の「いきいきシニアライフ」というページで、3月から7月まで
合計13回の連載を開始しました。テーマは「ご近所付き合い」。
東日本大震災でご近所付き合いの重要性が見直されています。
だからといって、急に親しくなれるわけでもなく。
あまり肩ひじ張らずに、自然にご近所付き合いができるコツを考えて
見たいと思います。リタイア組必見!
→ http://www.arias.co.jp/news/2012/009.html
◆宣伝会議「新感覚シニア『団塊世代』求める商品」に寄稿
『宣伝会議』4月1日号の特集「新感覚シニア『団塊世代』求める商品、
響くプロモーション」に原稿を提供。4頁に渡り、掲載されました。
私に与えられたテーマは「2007年問題の誤算の検証から、次の戦略を考える」。
今がシニアマーケットの本当の正念場。今度こそ、実態をきちんとつかんで、
的を射た商品やサービスを提供していく必要があります。
→ http://www.arias.co.jp/news/2012/010.html
◆アントレ「少子高齢化時代の成長ビジネス」でアドバイス
『アントレ』春号の特集「少子高齢化時代の成長ビジネス特集」に、
アドバイザーとして登場しました。
記事全般に渡って、コメントしています。
→ http://www.arias.co.jp/news/2012/008.html
◆松本すみ子の@シニア最新号は「“今日行くところ”を探しています」
4月10日掲載の記事は、定年後の今日行くところについて。
ゲームセンターだの、カラオケだのがメディアのネタになっていますが、
皆がそういうもので満足すると思っているのかなあ。
求めるのは自分を表現できる場所。それを理解しないとね。
次回の掲載は4月24日の予定。自分を表現し始めたシニアを紹介します。
→ http://www.arias.co.jp/news/2012/011.html
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【編集後記】 歴史好きには「東洋文庫」
まもなく連休ですね。ちょっと楽しめる穴場はないかと探している方に、
おすすめの場所があります。
それは駒込にある「東洋文庫」。三菱の三代当主・岩崎久彌が1924年に
設立したもので、世界5代東洋学研究図書館の一つに数えられています。
→ http://www.toyo-bunko.or.jp/
学生時代、東洋文庫刊行のマルコポーロ「東方見聞録」を手に取った
ことのある人は多いのでは?(読んだかどうかは別として)
この東洋文庫、昨年、建物を新築し、ミュージアムをつくりました。
展示の圧巻は、モリソン書庫。ロンドンタイムズの記者だったモリソンが
集めた中国関係の欧文図書2万4千冊。それが天井まで壁一面に
ぐるっと並んでいます。この中には「東方見聞録」の実物も。
なんでも、ハーバード大学、イエール大学と競り合った末、今なら70億円
という金額で落札したものらしい。さすがに戦前の財閥はすごいです。
岩崎文庫のほうには司馬遷の「史記」や浮世絵のコレクションなど
国宝級のコレクションも多数。
歴史好きにはたまらない場所ですが、そうでない人でも、中庭を眺め
ながら食事ができるおしゃれなレストランやミュージアムショップも
あるので、結構、楽しめます。すぐ近くの六義園と組み合わせるのが
ベスト。両施設を組み合わせ割引チケットもありました。
これでも一応、東洋史学を専攻した松本からのおすすめでした。
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有限会社アリア 代表取締役 松本すみ子
発行日:2011月4月23日
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