アリアの松本すみ子です。
先日届いたメルマガに「センチナリアン」という言葉がありました。
「百歳を超えた人びと」という説明がついています。
へえ、最近は100歳以上の人をそういうのか、カッコいいなぁと感心。
「シニア」という名称は老人を思わせるので、何かいい言い方はないかと
ずいぶん前から関係者が模索していますが、未だに、これといった名称を
みつけられないまま。
カッコいい名前では、100歳以上の方々に先を超されてしまいましたね。
頑張ってセンチナリアンになるしかないか。
〜〜〔目次〕 アリア「おとなの時代」 http://www.arias.co.jp/ 〜〜
【今月の視点】 ついに登場、コンビニ“減塩おにぎり”
【最新ニュース】
・読売新聞「五行歌 すぐ詠める」の記事にコメント
・高校生が森や海、川の名人を訪ねる「聞き書き甲子園」
・学生運動の終焉を描く映画「マイ・バック・ページ」を見て
・Ryoma21ジャズ同好会、仙台ストリートジャズフェスに出演決定!
【編集後記】 俺たちが立ち上げてやる!
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◆ついに登場、コンビニ“減塩おにぎり”
ナチュラルローソンが6月末から減塩おにぎりの発売を開始しました。
ふっくら手巻の紀州南高梅(70%減)、ピリ辛焼鮭(40%減)、
辛子高菜(50%減)。焼明太子も続くそうです。
この取り組みは、シニア層顧客獲得策の一つに違いありません。
おにぎりって塩分が多いのです。具のほかに、塩をつけて握るし。
他の食品も減塩商品を増やせば、シニア層の顧客が関心を持つでしょう。
減塩おにぎりは、一般のローソンでも販売してほしいものです。
今、コンビニで販売されている食品のほとんどには、カロリー表示が
あります。とても便利で親切。ただ、ダイエット志向の若い人なら、
それでいいかもしれませんが、シニア世代にはさらに表示してほしい
成分があります。
それは塩分とコレステロール。
たとえ高い数値であっても、表示さえあれば、自分でコントロールして
食べられます。健康志向のシニアだけでなく、生活習慣病を気にする人も
注目するのではないでしょうか。
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◆読売新聞「五行歌 すぐ詠める」の記事にコメント
読売新聞6月17日の記事「五行歌 すぐ詠める」の記事にコメントしました。
「五行歌」というのは、心情を5行で表現する詩歌なんだそうです。
日本人は俳句や川柳など短い文章の中に、思いを込めるのが得意ですね。
Haikuは今や国際語だし。短い文章なら、取り組みやすいのでしょうね。
→ http://www.arias.co.jp/news/2011/021.html
◆高校生が森や海、川の名人を訪ねる「聞き書き甲子園」
6月のはじめ、「森聞き」というドキュメンタリー映画を見に行きました。
日本全国の高校生が森や海、川の名人を訪ね、その知恵や技術、人生を
聞き書きし、記録する「聞き書き甲子園」という活動があります。
すでに、今年で10回目になるとか。
友人が、「松本さんが聞き書きの活動をやっているなら、この映画に
関心があるんじゃない?」と、誘ってくれたのです。
「聞き書き甲子園」に参加する4人の若者と名人の姿を追ったものでした。
ひとつの仕事がこの名人で途絶えてしまうという現実に、言葉を失う
男子高校生。「仕事のどこが好きですか」と質問し、「好きでしている
わけじゃない。生きて、子孫を残すためにするんだ」という言葉に
生きることの意味を考える女子高生。
大人の私も多いに考えさせられる映画でした。自主上映もやっている
みたいです。興味のある方は、このサイトで探してみてください。
→ http://www.asia-documentary.com/morikiki/index.html
◆学生運動の終焉を描く「マイ・バック・ページ」を見て
また、映画の話です。妻夫木聡と松山ケンイチ主演といえば、
現代トレンディものかと思ったら、評論家・川本三郎の若き朝日新聞
記者時代の挫折を振り返った自伝を映画化したものでした。
川本さんは、ある学生運動家と関わり、「取材源の秘匿」を貫くことで、
朝日新聞社を懲戒免職になります。その学生運動家は記者の職を投げ打つに
値するほどの思想犯ではなく、しかも、証拠隠滅の罪で逮捕されてしまう。
こんなストーリーですが、なんとなく物足りなくて、原作本も読んで
みました。私には、60年代から70年代と続いてきた学生運動の 盛り上がりがいよいよ終わりを告げる時期であり、川本さんが経験した
ことは、その最後の“あがき”のような出来事だったのではないか
という気がしました。
映画の上映は終わってしまいましたので、原作本でどうぞ。
→ http://www.arias.co.jp/book/2010/0043.html
◆Ryoma21ジャズ同好会、仙台ストリートジャズフェスに出演決定!
私が理事長を務めるNPO法人シニアわーくすRyoma21には、
ジャズ同好会「J」というサークルがあります。ジャズを聴くという
よりも、演奏したいメンバーがたくさん集まっています。
その「J」が、仙台で開催される「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」
に出演することが決定しました。開催日は9月10日、11日。
今年で21回目のジャズフェスも、東日本大震災であわや中止かと心配され
ましたが、東北復興を旗印に開催が決定。
今年は規模が小さくなったこともあり、復興に一役買いたいとエントリー
したものの、果たして選ばれるかと心配したのですが、めでたく合格!
「J」のメンバーは大はりきりです。
世界中から集まる700名ものプレイヤーが街かどで演奏を繰り広げる
仙台ジャズフェス。実は私、サポータークラブに入会しています。
まもなく、オリジナルグッズやパンフが届くらしい。楽しみ!
定禅寺ストリートジャズフェスティバルはこちら。
→ http://www.j-streetjazz.com/
出演が決まった「J」の情報はこちら。
→ http://jazz.ryoma21.jp/
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【編集後記】 俺たちが立ちあげてやる!
宮城県岩沼市でボランティアをした翌日の5月3日、
どうしても仙台空港の状況を見たくて、出かけていきました。
津波を止める役目をした仙台東部道路を走っていくので、
道の両側にガレキの山や壊れた家・破損した車などが見え、
新たな思いがこみ上げます。
仙台空港もオープンしたとはいえ、悲惨な状態。
でも、ロビーでとても嬉しいものを発見しました。
それは若者のあるメッセージ。
そう、これからの復興を担う主役は若者たちなんですよね。
復興大臣とやらに、この若者ほどの心意気がありやなしや。
感動のメッセージは、こちらに。
→ http://www.arias.co.jp/11street.html
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有限会社アリア 代表取締役 松本すみ子
発行日:2011年7月6日
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