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「おとなの時代」第118号 2018年11月20日発行
美しい風景を支える現実とは
シニアライフアドバイザーの松本すみ子です。
10月は発行をさぼってしまったので、2か月ぶりのメルマガです。 「東京セカンドキャリア塾」の私の担当講座が10月にまとまってあり、 準備も含めてかなり多忙でした。やっと一息つくことができたところ。 塾では約120名のシニア世代が学び始め、1か月半が過ぎました。 平均年齢は67・8歳とか。ほぼ私と同じ年齢なので、同級生のような気が します。時代を共有している強みを生かし、一人でも多くの塾生が生きがい や仕事を見つけられるようにお手伝いできればと思います。 講座の様子はこちらで見ることができます。 → https://www.facebook.com/seniorschool2018/ あっという間に季節は移ろい、紅葉の時期となりました。山間部は盛りが 過ぎたかもしれませんが、東京の紅葉はこれから。遠出は難しいので、 都会での紅葉狩りを楽しみながら、仕事に励みたいと思います。 〜〜〔目次〕 アリア「おとなの時代」 http://www.arias.co.jp/ 〜〜 【今月の視点】 若者が電車で席を譲るために 【最新の活動とニュース】 ・はつらつセカンドステージ:美しい風景を支える現実を記録する ・朝日新聞出版『AERA.dot.』で30代若手現役世代と対談 ・シニア情報館最終回:災害ボランティア お互いさまの精神で ・シニア情報館:自宅で起きる事故 ヒヤリハットを予防する ・住まいづくりナビセンターで「人生後半の生き方と住まい」を講演 ・Ryoma21:シニア世代専門の市場調査を行うのは「りさち」です 【編集後記】 懐かしいCDを引っ張り出したら・・・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜今月の視点〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 【今月の視点】 若者が電車で席を譲るために 日本人の誇れる特質として「おもてなし精神」とか「おもいやり」、 「譲り合い」などが言われますが、うそだろう!と思える光景が繰り広げ られているのが電車の中。立っているお年寄りの傍で、優先席に座って スマホに夢中の若者(だけじゃない、中年世代も)をよく見かけます。 学校で道徳の時間などで取り上げないのでしょうか。中国や韓国では、 率先して若者が年配者に席を譲ることが浸透しているという記事を 読みました。中国人のマナーが悪いと批判しますが、高齢者に席を譲る という点では、日本人は中国を見習う必要があるでしょう。 なぜ、譲れないのか、譲らないのか。スマホのせいにするのは簡単ですが、 それだけではない。多分に、日本人の他人とのコミュニケーション下手が あるように思います。「どうぞ」のひと言が出ない。シャイだから? 高齢者にも問題があります。譲ってもらったのに、お礼を言わない人もいます。 また、断る人もいます。年寄りと思われたくないからでしょうか。でも、 あなたはもう十分、席を譲ってもらっていい年齢なんですよと言いたい。 頑張りどころは他にある、いらぬところ頑張る必要はありません。 せっかく勇気を出してくれた若者が、これで委縮して、次回は譲らないかも しれない。それはあなたのせいです! シャイな若者のために、自覚のない若者のために、困っている人を 「助けたいマーク」を東大生が開発したというニュースを目にしました。 「妊婦マーク」など支援が必要な人が使うものではなく、協力したい人が マークを着用するという逆転の発想。 そうまでしないと譲りにくいのかと、少しがっかりでもありますが、 ひとつの解決法ではありますね。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜最新の活動とニュース〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◆はつらつセカンドステージ:美しい風景を支える現実を記録する 「はつらつセカンドステージ」に今回登場したのは、高知県の山村を訪問し、 消滅する可能性のある人々の営みを記録し、多くの人に現状を伝える活動を 行っている藤田茂男さん。 写真コンクールに出すための撮影をしているうちに、美しい風景も棚田も、 実は高齢な人たちが守っていると気づき、自分がやるべきことは何かを 知ったのです。以来、限界集落の現状を記録する活動を続けています。 → http://www.arias.co.jp/news/2018/039.html ◆朝日新聞出版『AERA.dot.』で30代若手現役世代と対談 対談が掲載された『AERA.dot.』は朝日新聞出版が運営する情報サイト。 対談相手は、大企業若手50社1200人の有志メンバーが参加する団体の 共同発起人で、社内有志によるネットワークを立ち上げるなど、枠に とらわれない活躍をしているバリバリの30代社員。 仕事を通しての世代間の考えや行動の違いや共通項を浮き彫りにしよう という試みでした。対談の内容はこちらで。 → https://dot.asahi.com/dot/2018102600108.html ◆シニア情報館最終回: 災害ボランティア お互いさまの精神で 昨年7月から始まった連載も、今回が最終回となりました。 シニアというタイトルがついていましたが、いかにも高齢者向けという コラムは書きたくないと思っていました。歳は取っても、積極的に生きる ことを考えてほしかったからです。 最終回にふさわしい内容かどうかは別として、積極的な生き方の提案は できたような気がしています。ご愛読、ありがとうございました。 → http://www.arias.co.jp/news/2018/041.html ◆シニア情報館:自宅で起きる事故 ヒヤリハットを予防する 怪我や事故に遭うのは外出先とは限りません。実は、自宅での事故が 多いのです。絨毯の端や電源コードに引っかかって、転びそうに なったことはありませんか。すぐに脱げそうなスリッパも危険です。 お風呂も実は危険地帯。 自宅で怪我をしないためには、バリアフリーだけでなく、お部屋の 整理整頓や清掃も大切です。 → http://www.arias.co.jp/news/2018/038.html ◆住まいづくりナビセンターで「人生後半の生き方と住まい」を講演 一般財団法人住まいづくりナビセンターは、自宅や親の家を空き家にしない ために、これからのライフプランニングを考えた住まいづくりの相談や アドバイスを行っている団体です。 松本は10月に開催された専門家(弁護士、司法書士、宅地建物取引士、 税理士、一級建築士など)によるセミナーと相談会で、基本講演を行い、 シニアライフアドバイザーとして参加者の相談にも対応しました。 空き家問題はどこも深刻です。センターではいつでも相談を受け付けて いるそうですので、悩んでいる方は連絡を取ってみてはいかがでしょう。 → https://www.sumanavi.info/ ◆Ryoma21:シニア世代専門のマーケット調査を行う「りさち」 シニア向けという商品の多くが、シニア世代の意向を反映したものとは 限りません。失礼ながら、企業は案外シニア世代との接点がないのでは ないかと思っています。 ということで、シニア世代の状況や希望を正しくメーカーや提供者に 伝える必要があると、シニア世代を集めて意見を聞く機会を提供する 活動を行っています。名付けて「りさち」。 調査は1度に10人以下のグループで行います。 シニア世代の本音を聞きたいという企業や団体さんはご相談ください。 → http://seniormarket.ryoma21.jp/ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜編集後記〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◆懐かしいCDを引っ張り出したら・・・ 話題の映画「ボヘミアンラプソディー」を見て、感動しました。 で、確かクイーンのCDがあったはずと、押し入れにしまい込んでおいた CD類を引っ張り出してみたら、ありました!「CLASSIC」と「JAZZ」が。 それだけでなく、ジャニス・ジョプリン、プロコルハルム、イーグルス、 ビリー・ホリディ、エリック・クラプトン、ウォーカー・ブラザース、 などなど、洋楽・邦楽・ジャンル入り乱れて多数発掘。 すっかり忘れていたんです。音楽を楽しむほどのゆとりもなかったのか、 と反省。なので、このメルマガは発掘お宝を聞きながら書いております。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=--=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ◆このメールマガジンのバックナンバー http://www.arias.co.jp/mailmaga/back.html ◆購読申し込みや登録情報の変更、解除は アリア → http://www.arias.co.jp/mailmaga/back.html まぐまぐ→ http://www.mag2.com/m/0000270590.html =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=--=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 有限会社アリア 代表取締役 松本すみこ 〒104-0061 東京都中央区銀座6-6-1 銀座風月堂ビル Tel:03-5537-7130 FAX:03-5537-5281 発行日:2018年11月20日 ◆アリア「おとなの時代」 http://www.arias.co.jp/ ◆おとなのインターネット情報ラジオ「あすも」 http://honmaru-radio.com/category/sumiko/ ◆NPO法人シニアわーくすRyoma21 http://www.ryoma21.jp ◆松本すみこの団塊消費動向研究所 http://www.arias.co.jp/news/2009/004.html ◆団塊世代のための定年準備講座 http://www.arias.co.jp/news/2009/027_3.html =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=--=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-